道祖神スタッフより

NBO/JNB駐在員日記 from JOHANNESBURG

駐在員によるアフリカの日常風景

APR2009

フレデフォート・ドーム

フレデフォート・ドームの事は、2007年6月に駐在員情報で紹介したつもりなのですが、コンピューターの調子だかで消えてしまったようなので、以前見た事あるな~と思われる方、それはデジャブではありません。

フレデフォート・ドームは、世界最大(隕石衝突跡の直径約190km)、世界最古(今から20億2300万年前)の隕石(小惑星)衝突跡で、これを世界遺産として登録するならば、地球その物を世界遺産で登録しないといけないんじゃないかという位の規模ですが、世界遺産としては、その中で、フリーステート州とノースウエスト州に跨る面積30111haが2005年に登録されました。
2007年4月と6月の2回視察をしましたが、それから2年後の2009年4月にお客さんと一緒に、主だった所の見学をして来ました。世界遺産として指定されているエリアも、その周辺も私有地が多く、現地のガイド無しでは入れない所がほとんどですし、ノースウエスト州側のフェンタースクルーンという村にある博物館で地図やビデオを最初に見ないと、回ってみても何が何だか判らない世界遺産ですから、興味がある方は自力や、ヨハネスブルグからのガイドだけでなく、地元のガイドをも雇うことを絶対的にお勧めします。私有地の中には不在地主の土地もあり、野生のオリーブの森(世界一面積が広い野生のオリーブの森)など、立ち入れない所もあります。

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これはフェンタースクルーンの小さな博物館にはってある地図。この博物館には隕石落下によって出来た石なども展示されてます。

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隕石落下の衝撃で地層が立っている。この尾根が見える所も私有地で、地主=ロッジのオーナーはそこには住んでいないし、ロッジも営業していないので、許可が取り難い。

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花崗岩の地層が70数度の角度で立っている。ここも私有地で、小さなゲームリザーブになっている。

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隕石落下の衝撃で変成した花崗岩=シュードタキライト(Pseudoptachylitic breccia)は、石切り場跡で見れます。この石切り場は、イタリア人が許可無しで掘り出して輸出していたのを、世界遺産に指定された事もあって、政府が切り出しを禁止したので、今は操業していません。この石を再度掘り出して、この地区を保護・整備していく為のお金を作り出す事も考えられているそうです。

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スクーマンズドリフトというVaal側を渡る橋の横にある、シャッター・コーン(Satter-cone)も隕石落下の衝撃で出来た石だそうです。他の石とは違うな~とは思うのですが、見ても隕石落下の衝撃で出来たとは判らないです。

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隕石(小惑星)は直径10~12kmだったそうですが、隕石落下の中心近く(3km位離れている)に、Inlandsee Panという池(湖)があります。隕石落下の衝撃で地下25km位まで近くが抉られ(凹み?)そのリバウンド(マントルも吹き上がった)でドームが出来たそうなので、中心部が凹んで池になっていても、隕石で出来たクレーターでは無いし.....? よ~判らんのですが、今回は地図を見ながらその近くまで行き、その池がある私有地を歩いている人に池に行けるか聞いたら、その農場の使用人だったのか、農場のオーナーを呼んでくれ、オーナーが気安く許可してくれたので、池の所まで入れました。上の写真の尾根も、たまたま地主の息子を見つけて許可を貰って、山の上まで行けたのですが、普通はそうは行きませんので、地元のガイドを頼み、時間にも余裕を持って行かないと、その辺りに行っただけって事になってしまうと思います。

フレデフォート・ドームの中心にある町(村?)フレデフォート近くに、イータープリテーションセンターというのを建設中で、そこがフレデフォート・ドーム関係の博物館になるそうですので、フリーステート側から見学を開始する事も可能になるでしょう(どっちからでも見学を開始出来ますが、最初に博物館で隕石落下の事とか見ないと、何が何だか判らない。見たら簡単に判るってわけでも無いですけどね)
ノースウエスト側には、金鉱跡(フェンタースクルーンは金鉱の村だった)や、ツワナ人の古い集落跡などもありますので、現地に1泊して、時間にゆとりを持って見学した方が良いでしょう。

written by JOHANNESBURG 駐在員

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