道祖神スタッフより

もぎたて!道祖人 > 西部アフリカ

添乗員とお客さんが語るアフリカ事情あれこれ

JUL 2006

西部アフリカ

どこに行っても台湾!3

絶海の孤島サオトメ島に到着した我々は、早速島1番のミラマーホテルにチェックインしました。
海辺に建つ白い壁と明るい日差しの差し込むいかにもリゾート、といった快適ホテルです。シャワーで汗を流し早速プールサイドのバーで冷たい飲み物を注文しました。

椰子の木と緑の芝生の中にひょうたん型の大きなプールがあります。
バーには白人のファミリーと、どこから見ても日本人?・・ムムッ!とった風貌の東洋人の青年が3人ノンビリと雑談していました。

こんなところに日本人?
ん?
西アフリカあたりの商社マンの出張か?

などと勝手に想像しながら、「こんにちは!」と声を掛けましたが、返事がありません。
気にせずすぐ横のテーブルでトニックを飲みながらこちらも談笑していました。聞くともなしに聞こえてくる隣の東洋人の会話はなんと中国語です!
一気になぞが解けました、そう台湾領事館の職員たちです。 むこうも不思議に思っていたのでしょう、「ハロー」と声を掛けてきました。

私の想像は大当たり、サントメに赴任した台湾の若き外交官たちでした。

こちらのメンバーは40台の男性1名(私のことです)60台の男女各1名、
言葉から我々が日本人だとはすぐにわかったそうですが、一体何の目的でこの島に来ているのだろう?と大変不思議に思い、皆で勝手な想像をしたそうです。

それにしても平日の昼過ぎにプールサイドでノンビリ雑談してられる外交官というのもさすがにアフリカです。

この島の楽しみは?と尋ねると
「釣りとか・・・シュノーケリングとか・・・結構楽しいよ。ノンビリしているしシーフードも多いしね」とのことでした。

我々の旅の目的は「純然たる観光旅行!サオトメ島が見たくてわざわざ日本から来たのさ」と答えると、信じられないといった顔で、首を横に振っていました。

彼らも大変です、中国の息の掛かっていない、友好国(!)を一つでも多く増やさないといけないし、そのうえ石油利権の確保も必要です。もちろん中国が大使館を置いていないことが基本ルールです。

意地悪な質問はやめにして、我々はサオトメ島観光に出発です。
それにしても中華料理屋のない独立国家というのは世界でもかなり少ないだろうな~、内戦が終わったばかりのリベリア、シェラレオネ、アフガニスタンやソマリランドにもあったもんな~!そう言えばハイチにはなかったような気がします。
(どなたかこの国にはないぞ!と言う国があったら教えてください)

サオトメ島観光はまだまだ続く。

written by ちょいワル添乗員

更新履歴